エスカレーターの追い越し

エスカレーターでは、片側を空けるように乗っている人が多いです。

東京などでは、右側を空けて乗るのが風習となっているようで、うっかり右側に立つと後ろからにらまれるなんてこともあります。

しかし、じつはエスカレーターの片側を空けるというルールは一切なく、利用者が自発的におこなっている暗黙のルールがいつから始まったについても不明です。

駅舎内では基本的に左側通行なので、追い越す人は右側を通るということになり、そのため右側を空けるルールになったようです。

いっぽう大阪など関西では、東京とは逆に左側を空けてエスカレーターに乗ります。

関西の改札やホームがエスカレーターの降り口の左側にあることが多いので右側に乗ったほうが歩きやすいからという説や、関西人には左利きが少なく右手で手すりにつかまるからという説などがありますが、明確な理由は不明です。

片側に立つ風習は海外でもあり、アメリカやフランスなど多くの国では大阪と同じ右側に立つといいます。

エスカレーターの追い越しは、突然エスカレーターのブレーキがかかり大事故につながる可能性があったり、転倒したり人にぶつかったりなど危険を伴うため、歩行禁止の呼びかけがおこなわれているそうです。